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ルワンダでの活動報告(青年海外協力隊平成24年度1次隊にてルワンダ派遣)


by pacca1983

Farewell party

6月13日に僕の活動は無事に完了。
朝から5コマの授業を行った後で、JICAの最終報告会へ。
そしてそのまま僕らの送別会。

涙腺が固い僕ですのでさすがに泣きはしませんでしたが、
色々と企画をしていただいてむず痒い思いでした。(良い意味で)
幹事の方々、会を盛り上げていただいた方々、本当にありがとうございました。

さて、その送別会とは別に、
学校の方でも6月14日に送別会(Farewell party)を開いてくれました。

当日は色々とバタバタして、そして、イライラもして大変でしたが、
会が始まってみればそれも後の祭り。
とても楽しい時間でした。

ダンス、歌、Japanese clubのスピーチ、校長先生等からのスピーチ、
そして最後に僕のスピーチ。

英語が苦手な生徒も多いので、どこまで話が伝わったかはよく分かりませんが、
いつになく、普段の授業とは違って、静かに聴いてくれました。

そして、別れの日。
6月18日。
学校からキガリ市内のホテルへ移動。

It is the time to say good-bye.
Thank you very much for everything.
See you again in the far future at somewhere in the world.
Farewell party_d0265000_03284793.jpg



# by pacca1983 | 2014-06-20 03:31 | 活動

2年間での成長

日本ではもう6月1日。僕が日本へ帰る月になっていますね。
振り返ってみればあっという間。
ついこの前、ルワンダに来たような気がします。
なんだか浦島太郎の気分です。

世界では色んな事がこの2年間にあった。
日本ですら。
僕がルワンダに来た時にはまだ民主党政権でした。
今は盤石の安倍内閣。
来るときには1ドル80円弱だったのに、帰国時には100円強。
2年というのは、実はたくさんのことが変わりうる時間なのですね。

僕はここへ来て何が変わったのだろう。
最近、ふと考えてみました。

でも、明確な答えは出ませんでした。

ここへ来る前は、たくさんの困難な分厚い壁にぶつかる中で
自分自身が大きく成長するだろう、できるはずだ、と思っていました。

実際は少し違いました。
小さい困難はたくさんありました。でも、大きな壁は現れませんでした。
気づかなかったのかもしれないし、無意識にそれを避けていたのかもしれません。
自分自身の成長も同じです。
劇的な変化、というものはきっと現れていないと思います。
でも、きっと自分自身で推し量れないところで成長はできたと思います。
もともと鈍感肌なので気づけない部分も多いのですが。。。

成長に関しては、上記の通りまだ実感はできていませんが、
自分自身の性格や長所、短所に関してはよりハッキリと分かるようになりました。
主体的に取り組むことや責任感を持てることが好きみたいです。
やりたいことが見つかった時は、なかなかの推進力で動けるみたいです。
計画から実行まで持っていける。

反対に、やりたいことが見つからないと、動きが鈍くなる。
今がその時期。残り期間の中で何か新しいことはしづらく、
それが自分を悶々とさせている。ある意味では2年間で今が一番苦しいかも。
次に(帰国後に)やりたいこと、に興味が持って行かれていることも原因の一つ。

念のためですが、今までどおりのやるべきことを疎かにしているわけではありません。
ただ、燃料はあるのに使い切れない、使いどころが見えないもどかしさに苛まれているということです。

ちょっと話が逸れましたが、
会社で働いていた時は違う環境になり、
与えられている活動(授業)以外に自分がやりたいことを
勝手気ままに(?)に実行できた、できる環境にあった、
その中で2年間動いてきたことで、改めて、自分の特徴を確認できたのかなと思います。

残り23日。

# by pacca1983 | 2014-06-01 04:40 | 活動

出張授業

最初で最後の出張授業を5月20日(火)にしてきました。

昨年(2013年)に仲が良かった先生の1人であるエマニュエルが
今年は違う学校に移ったために、その学校で何かできないかなと、
2014年はじめから勝手に目論んでいたわけですが、
なんと3月に久しぶりに再会したら、
彼の方から出張授業のオファーを持ってきれくれました!!

いやー、びっくり。
と、同時にすごく嬉しかったですね。

僕を必要としてくれているんだな、という感じがいいですねw

と、いうことで、
5月上旬に一度学校を訪問させて頂いて、
校長先生から許可を得て、無事に開催の運びとなりました。

エマニュエルは今の学校では物理と数学をシニア1~3(中学1~3年相当)を教えており、
今回はその中でも2年生2クラスと3年生1クラスに対して各1時間ずつ授業をしました。

もちろん、普通の授業を僕がやる意味はゼロです。
ということで、超田舎の実験器具がほぼゼロの学校で、
身近なものを利用した代用品による実験を取り入れた授業を行ってきました。

2年生には、
紙コップと板を利用した圧力の実験、スチールウールやマグネシウムリボンを燃やして金属の燃焼、そこからの発展で炎色反応。
3年生には
ストローを利用して静電気力の実験、ペットボトルを利用した気体の熱膨張の実験、お酢とベーキングパウダーの化学反応実験と質量保存の法則。

やっている最中は僕も一生懸命で生徒の様子をざっくりとしか眺められませんでしたが、
撮ってもらった写真を見返すと、みんないい表情で実験を楽しんでくれている様子が見て取れました。

すごい嬉しいですね。

何よりも嬉しかったのは、
僕がやった実験をエマニュエルが自身の授業の中でやってみるよ、と言ってくれたことです。

生徒のため半分、エマニュエルのため半分だったので。

何より、僕がルワンダからいなくなったとしても、
そういうことをしてくれる先生がいれば、生徒達は延々と恩恵を受けられるわけですから、
ある意味、教師隊員として協力隊としては最上の目標でもあります。

僕の周りでは、エマニュエルと現在も同僚のジョアスの二人にしか達成できていないわけですが、
まぁ、二人。上々なのかもしれません。

残りもあと1ヶ月。
出張授業_d0265000_00404409.jpg

# by pacca1983 | 2014-05-22 00:43 | 活動

ルワンダの数字

こっちに来て最初の頃に苦しめられたものの一つが
ルワンダの数字です。

日本で勉強している数字は世界共通だとおもっていたんですけどね。
ルワンダではそれは当てはまりませんでした。

結局は自分が慣れて、彼らの数字を使って授業をしていますが、
当初は「こっち(日本)が世界標準じゃい!!」と思って
僕がルワンダの数字を使うことに抵抗がありました。

あと、生徒が何度も「これは1か?7か?」と聞いてきたので
観念したというところもあります。

ルワンダの数字_d0265000_03364738.jpg
特徴的なのは「1,2,4,7」ですね。
下段がルワンダ人の数字。

ただすべての生徒がこれに従っているわけでもないので
小学校で教えてもらった先生によって違ってきているのだと思います。

書き順(書き方)も小学校で習わないのでしょう、
8の書き方も生徒によってまちまち。
0を左半分を上から書いてから、残りの右半分を上から再度書き始めてみたり。

カリキュラムを詰め込む前に
そういう基本もきちんと勉強して定着させてほしいなと思うのはエゴでしょうか?

その辺は難しいね。ホントに。

# by pacca1983 | 2014-05-08 03:43 | 活動

僕にとっての Last term

始まりました。
が、僕はまだ始まってません。

月曜日はテクニカル(専門学科)の方で緊急(?)ミーティングがあり、
再び時間割の入れ替え戦が行われました。

理由は
ジェネラル(普通科)と時間を合わせるため。

1学期後半は時間がずれていたため、ジェネラルとテクニカルの掛け持ちしている先生は
授業時間が重なってしまっているところがあり、かなりのロスが出ていたと。

そらそうだわ。

導入する前からそれぐらい検討つくでしょ。

導入した後でもすぐに分かったでしょ。

と、愚痴をこぼしてみたり。

まぁ、その変更が2学期始まってすぐに行われたわけです。

その関係で時間割が再び大きく変更となり、
月曜日は授業がミーティングの時間と重なりできませんでした。

できたとしても、生徒が3割程度しかいなかったので何もできなかったでしょうが。

そして、火曜日は僕の休みの日。

ということで、
明日水曜日から「終わりの始まり」というわけですね。

生徒の前に立たないと、全然スタート感が無くて困りますね。
早く授業したいです。

そんなこんなの今日このごろ。

# by pacca1983 | 2014-04-30 05:36 | 活動